2012/11/19

124:いつものお仕事 【Aprilia TUONO】 その2

コレ(http://fiberworks-jpn.blogspot.jp/2012/11/120aprilia-tuono.html)の続き。


最終的にはカーボン仕様で、と思ってるがソレ用の型を取る時間が足りず。
てかそもそも作った形状に問題ないか不明。
車体側とのフィッティングや走行時の振動や干渉(地面ともね)。

なーんてやってたら最初の型さえギリギリ。
内側磨くのと本番用の離型処理をサボってテスト貼り。

納品日に脱型したヤツの表面をコンパウンドで磨いたが完成品には程遠い。
水研ぎ&研磨の時間は・・・とはいえ
夜のフィッティングと翌日(日曜)の走行テストで問題出たら型も手直しだから、とか自分に言い訳。

レース前にキレイなのを抜いてお渡しすることに。


で、車両到着。








イイ感じで付いた♪

「作ったように見えないねぇ(苦笑)」と2人。
もちろんお互いそれがいいし狙いでもあるが
商品としての訴求力には欠ける気も。


しかし 夜の屋内で写真撮るもんじゃないね。





エキパイ、スタンド各部クリアランスもギリギリ。
ホントにミリ単位でやんの。

スタンド取り付けベースあたりから
ステーを出してあげればより完璧。


カウル単体平置きで6L弱入ったからOK。
中詰まってないし装着時は前下がり。

壁立ち上がり5cm以上もクリア。






黒ゲル仕様の1個目は948gだった(排水用グロメット除く)。
ノーマルのプリプレグは506g。
大きさ倍だしそんなに悪い数字じゃないんじゃないかな。

絶対的に数が出ないと思うんで値段はいつもと変わらない。
本音は通常より・・・だけどさすがに。
そもそも「多売」でワーイ♪みたいな製品にはあまり興味が沸かないのも事実。
作った以上は売れて欲しいけどねぇ・・・。

フィッティング&納品時に今回のオーナーさんとも話したがもう一度型を取っても(カーボン用とか)需要がどれだけかワカラン。
細かい形状のトコにキレイに貼るのめんどくさかったりもする。


取り付け部の厚みとか細々したところで要改良。
問題改善のキレイなカウルにステッカー貼っていただいてレース本番&撮影じゃ。

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昨日昼に「カウル問題ナシ、ベスト更新」とのメールをいただいた。
型の手直し(正確にはマスターモデルから)が不要なことに安堵。

法事や外出などで工期が押したけどほぼ3週間。
他にも並行してるとはいえ長くもないけど短くもないなぁ。
より修行だわ。

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句点付けず改行で書いてばっかりなんだがtwitterではそうもいかず。
今回のエントリは意識的に。(やりすぎ?)
見やすかったら今後変えようっと。

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